【強化編】

声の筋トレ

声の筋トレとは

一般的な筋トレでいうと「胸筋」「背筋」「腹筋」のように喉にも4方向に沢山の筋肉があります。

それぞれを強化することで自由な喉にしていきます!

アンザッツ(筋トレ)

アンザッツはモノマネ芸人や声優のような、さまざまな「声色」を使ったトレーニングです。

アンザッツには6つのタイプがあります。

アンザッツ1〜3番が地声系の声で、アンザッツ4〜6番が裏声系の声です。

アンザッツ1

【鍛える方向】

前上

【発声方法】

なびき喉上げ「ウィ」(地声)

【練習音源】

【音域】

最低音~E4

アンザッツ2

【鍛える方向】

前下

【発声方法】

スタッカート喉下げ(中間)「ハッ」(地声)

【練習音源】

【音域】

最低音~E4

アンザッツ3

【鍛える方向】

前下

【発声方法】

なびき喉下げ(最大)「オ」(地声)

【練習音源】

【音域】

最低音~E4

アンザッツ4

【鍛える方向】

前下、後上

【発声方法】

無意識で出す裏声「ホー」

【練習音源】

E4〜(ホイッスルまで)

〜E4

【音域】

最低音~最高音

【イメージ】

ミッキー

アンザッツ5

【鍛える方向】

前上

【発声方法】

なびき喉上げ「ウィ」(裏声)

【練習音源】

E4〜(ホイッスルまで)

〜E4

【音域】

最低音~最高音

アンザッツ6

【鍛える方向】

前下、後下

【発声方法】

なびき喉下げ「ヒョ」(裏声)

【練習音源】

E4〜(ホイッスルまで)

〜E4

【音域】

最低音~最高音

4方向の調整

筋トレではなく、自分のフラットな声で4方向をコントロールして行きます。

前下

おい

前上

は?

後上

ヒッヒー

後下

ヒッヒー

アンザッツのように喉の上下で声を変化させない。(音域によって自然と上下するのはOK)

ガム(仮声帯)

正しい喉声を出すには咳払いをします。

そしてその咳払いを細く鼻にかけるようにします。

感覚的にやりにくい人は、「歯のあたりに咳払いを当てる感じ」で試していただくとうまくできます。

このときに、喉に痛み、かゆみが生じる場合は、間違った出し方になっています。

正しい喉声は喉が痛くもかゆくもなく、また長時間の連続発生にも耐えられるものだからです。

咳払いを当てるポイント微調整していくうちに、痛くもかゆくもないポイントが見つかってきます。

そのポイントをつかめば、喉声を自在に操り、さらには喉全体の機能回復も行われ、様々なボイステクニックを解放させていくことができます。

ノイズ発声をすることで神経同期力といって「イメージ通りに喉の筋肉が動きやすくなる」そういう状態も鍛えてくれるということが証明されています。

アンザッツ1 + ガム

「レロリンレロリンアー」

アンザッツ3 + ガム(ブルース型)

「オー」

ブルースを歌う時などによく使用される

アンザッツ5 + ガム

「ウィー」

吸気発声

1.裏声がうまく出せない人は

閉鎖筋と輪状甲状筋のバランスが悪いと、裏声が出にくくなります。

中には、そもそも裏声が全く出せないような人もいます。

喉の回復機能において、とても重要となる裏声が出せないのは、ボイストレーニングでは絶望的にも思えますが、そういう人にとっておきのアドバイスがあります。

ビックリしたときに息を吸って声が出ることがあると思うのですが、このときは、ほぼ誰でも裏声が出ているのです。

この吸う声を出す、つまり吸気性発声をすることで裏声のコツをつかみ、徐々に息を吐くふつうの呼気性の裏声も出せるようになります。

息を吸って出す声は、基本的には裏声の筋肉、すなわち輪状甲状筋と綱引きをする開大筋が目覚めてくれやすく、その開大筋が輪状甲状筋を強力にサポートしてくれるのです。

開大筋は輪状甲状筋をサポートして声帯をストレッチする働きがあります。

また、声帯を開く筋肉で、無声子音の発生時にも働きます。

この開大筋の力で輪状甲状筋が目覚め出すと、後は反復練習をすることで輪状甲状筋が本来の力を取り戻し、高い声やミックスボイス、音程調整の仕事をしてくれるわけです。

息を吸いながら出す吸気性発声にも、実はさまざまなタイプがあり、うまくトレーニングすることで喉の未使用な筋肉や、未使用な筋肉バランスを鍛えることができ、強力に喉の自在性を高めることができます。

2.イメージ

有名なところでは、明石家さんまの引き笑いがイメージしやすいと思います。

引き笑いは輪状甲状筋をよく鍛えてくれます。

裏声が全く出ない人も、この引き笑いを練習することで裏声の機能が回復していきます。

3.発声方法

  1. 引き笑いをしながら低い音に下がっていきます
  2. そして、引く感じのまま地声にします
  3. さらに下がると引き声の極低音(エッジボイス)が出てきます

この3つの引き声、すなわち引き声の裏声、引き声の地声、引き声の極低声を、さらに輪状甲状筋を様々に動かしながら使うと、引き声でも9タイプ以上の発声が可能になります。

4.効果

このトレーニングは通常発声の力も飛躍的に高めてくれます。

すなわち、引き声で全7種類のアンザッツが可能なのであり、それは通常の呼気性発声でのアンザッツ以上に、普段未使用な分、より強力に喉の筋肉を鍛えてくれます。

5.吸気性アンザッツ

・アンザッツ5「オー」

・アンザッツ3「オー」

・エッジボイス 喉の位置 低

・エッジボイス 喉の位置 高

・アンザッツ1「ウワー」

・アンザッツ4「ウワー」

倍音唱法

耳を鍛える効果や音痴改善にも効果的です。

舌を上顎につけて前後に動かしながら「ウィーウ」(Bb3付近)

音程が何個も聞こえてくるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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